ISBN:4796627960 新書 別冊宝島編集部 宝島社 2002/07 ¥735

 今日、大阪ドームに行ったのですが、着いて球場内(といっても外野席周辺)をうろうろしながら球団経営について考えて見ました。
 ちょうど本も手元にあったので参考に考えていました。
 改めて読むと、小林さんの球団経営に対する見識の高さと球団オーナーの考えが読めてくる。

 今日の試合を例に考えると…(数字はおおよそですが…)

 ・観客は1万人程度(多くは大阪府民デーで無料)
 ・収入源はやはり飲食関連がほとんど。
 ・グッズは売れていない
 
 ほかにも書けないことが沢山ありましたが…。

 でも開門前から自分も含め多くのファンが並んでまっている。
 
 思ったのは、もうすこし球団経営をスモールビジネスに評価し直して
少ない観客、少ない収入源のなかでいかにやるかを考える時期に立たされていると僕は考えます。
 ある意味年俸総額の肥大化などでプロ野球という物を過大評価してしまっている感じがしました。
 1試合2万人×70試合=140万人集まれば上出来。100万人換算で
採算ベースを出してみて、そこで収支をきっちり把握して適切な配分ができれば少しは上手くいくかなと思いました。
 あと、現実で考えるといくら野球が好きでも年間10試合以上となると層が激減すると思う。それぐらいのコアなファン層をしっかりつかまないと球団経営ってのはなりたたないと思いますし、ただでさえサッカーやバスケットも競技としてあるわけなので野球も厳しいなと今日は改めて思いました。
 小林さんの本でも儲かるのは年間指定席など利幅が高い商品だけであとは利ざや程度の儲けのはずです。
 
 IT(情報技術)を使うといってもそこにどう収益モデルを見いだしてビジネスモデルに仕立てあげるか?といったことをもっとつめて行なわないとIT頼みでは野球人気回復は難しいと思いますし、考えた所でその仕組みを旧来のファンが受け入れて消費するかというレベルまで深く突っ込んで考えなければならない。僕は球場内で生の声を聞くとそんなにITをいれても昔のファン層は反応しないと思うのですが…でも他に現状を変革する手段はあまりないとみています。

 でも、これだけ寒い中、大阪ドームまで足を運ぶ熱心なファンがいるということは経営者の方も理解してほしいですね。

 当の僕は、観戦を前にしてなんとなくビジネスモデル1つ浮かんだので帰宅しました。(いくつか浮かぶものはあります。)

 誰か考えつきそうなことですが、まだ実在しないのでやりがいはあると思います。

 でも、僕の考えも利ざや程度のもので留まりますが…。ソフトバンクに見る高級ホテル経営なんかの高付加価値ビジネスはまだ今の日本経済では厳しいところがあると思います。それならAPAホテルを隣接して
1泊5000円〜8000円程度で野球観戦をセットにして販売しますよ。(今の時代利幅の大きなビジネスはほとんどないです。)

 関西はなにかと野球に対して寒いですわ〜。

 帰りに、近くの神社で”商売繁盛”と”家内豊作”を祈願致しました。
 その後の帰り道で少年野球につい見入ってしまいました。
 
 僕の時代の野球少年と比較すると、今の野球少年はやる気がないなあという印象でした。昔はそれだけどこでも野球が盛んだったのですがねえ〜。
 
今日はデジカメでいろいろと撮影してみたのですが、日頃からなれていないお蔭でたいした写真が撮れなかった。
 こちらの方も意識して上達したいと思いました。(反省)
 写真がきっちり撮れるこそ人のために役立つのかなと感じました。



 
 

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